私が何かの選択に迷った時、指針として心の支えにしている言葉です。
初めてこの言葉を聞いた時「なぜ、大変な方を選ばなければならないのだろう」と疑問でした。できるだけ簡単な、楽な道の方が良いのではないかとも思いました。
皆さんなら、今の自分の実力で確実にクリアできる「Aの道」と、確実にクリアできるかはわからない「Bの道」の選択を迫られたら、どちらを選びますか?
この言葉の意味を理解する前の私は、いつも「Aの道」を選んでいました。
だって楽だから。
でも、「Aの道」を歩き終わるといつも、少しの物足りなさと、もっとできたのではないかという後悔を感じていました。
その点、「Bの道」を歩き終えれば、今までに感じたことのない達成感を感じられたし、たとえ失敗したとしても次の自分へのアドバイスを得ることができました。そして何より、難しい方の道を選択することができた自分に自信が持てました。
この時から私は、後悔したくない選択を迫られた時は必ずこの言葉を思い浮かべます。
誰でも「楽な道」を選びたくなる時があると思います。もちろん、今の自分に必要なのが「楽な道」であればそちらを選ぶべきです。
しかし、もし少しの心の余裕と向上心があるのなら、ちょっとだけ難しい方の道を選んでみませんか?
きっと自分にとって有益な何かを得ることができるはずです。それは自信や気づき、人との出会いなど様々だと思います。
後悔したくない時、迷ったら難しいと思う道を選んでみて下さい。
きっとその選択は自分にとって後悔のないものになるはずです。