「コロナの終息が見えなくて先行きが不安です。つい最近までマスクとかの生活必需品すら買えなかったし、そんな状況では特効薬が開発されたところで…と思ってしまいます。どうすればこんな不自由な生活から抜け出して以前のような生活に戻れると思いますか?」
そのような切実な悩みが国内、世界共通のものとなっている。
これについては僕は科学者でもないし、具体的な解決法についてはなにも言えないが、やっぱり今こそ重要となるのは道徳とか倫理じゃないだろうかと思っている。
例えば、311の東日本大震災の時とかも物資の買い占めが起こり、今みたいに困窮する人が多かったが、当時こんな言葉が反響を呼んでたらしい。
それは
「奪い合えば足らぬ、分け合えば余る」
という相田みつをさんの言葉。
意味は文字通りだろう。
マスクやトイレットペーパーも定価で買うことは困難だったが、今では以前と同じように買えている。
コロナの影響で物資が不足してるように見えるが、実際はここで不足しているのは、物資じゃなくて「心の余裕」ではないかと私は考えた。
マスクが足りていなかったのは、一部の利益を追求する人々によってのことであり、転売対策がされてからは問題なく買えるようになった。
奪い合いがなければ数は十分足りていたのではないだろうか。
物資の不足は「心の余裕」が足りないからだと、コロナを乗り越えるために心を合わせあって協力する必要があるとこの言葉から感じた。